2020年6月21日

O仁鉱山

訪問時期:2020年6月

静岡県 伊豆市

巨大な選鉱場跡。
温泉の駐車場から見学可能。





2つ並んだ立派な坑口。
選鉱場跡の左手から山道を登った先にある分岐を左手に進むと着きます。

横の隙間もしっかり埋められてるので どうあがいても入れません。





分岐に戻り、神社に続く道をまっすぐ進んだ先。
鉱山事務所の跡?






火薬庫。
鉄門のデザインが印象的でした。大仁の「大」でしょうか。






火薬庫の辺りから山をちょっと登ると…
坑口がOPENしてました。

 
鉄板で簡単に塞がれた形跡がありますが、誰かが破って入ったのでしょうか。
裂けた鉄板で怪我をしないように要注意です。





奥へと続く坑道。
坑内は大変狭いです。





坑道の最奥。
分岐は無くずっと一本道でした。





こっちはしっかり封鎖された坑口。
こんな感じの入れない坑口があちらこちらに残っています。







林道の終点、山神社に到着。
荒れ放題で廃神社という言葉がしっくりきます。




慰霊碑の近く。
封鎖された坑口。




山をよじ登り、付近の斜面を調べると他にもありました。
中に入れます。





ヒンヤリした坑道内部。
すさまじい湿気のせいで写真が撮りづらいです。



途中、堅穴があってそれ以上進めなくなりました。
結構な深さです。




竪穴を越えた先、坑道はまだまだ奥に続いています。
誰かがここを乗り越えようと試みたのか、梯子のようなものが放置されてました。






斜面をさらによじ登ると巨大な坑口が。
下に続く斜抗になっています。




斜坑を下っていくとすぐに堅穴です。
この先、ロープを使って無理すれば降りれなくもなさそうでした。





上を見上げたところ。
ここの坑道はシュリンゲージ方式ですかね。

はるか上で地面に貫通した穴が見えます。







先の坑道の真上。
落ちたら即死でしょう。




斜面にしがみついてさらに上へ。
小さな坑口発見。(写真右上)


その手前は堅穴。



 では早速坑内へ。







ずいぶん奥まで 続いています。





 


下に向かう緩やかな斜抗です。




竪穴出現。坑道はまだ続きますがここで行き止まりです。
 
この堅穴は比較的幅が小さいので梯子を使えば突破できるかもしれません。
問題は、梯子をかついで急斜面を登って来れるのか?という点ですが…

 

今回調べたのは鉱山のほんの狭い範囲内だけです。
山の中をくまなく探せば入坑可能な場所はまだ他にも残っていると思います。

続きは機会があればまたいつか。


2020年6月18日

大知波鉱山

訪問時期:2020年5月

静岡県 湖西市

1960年頃に閉山したというマンガン鉱山跡地に来ました。



鉱山脇の車道から森に足を踏み入れ、山の南側斜面を探索。
早速坑口を見つけました。入ってすぐ閉塞してます。





坑口2ヶ所目発見。
枯れ枝で埋もれかけた入口は遠目にはかなり分かりづらいです。
奥まで続いてそうなので内部の探索はまた次回。




坑口3ヶ所目。



小さな祠。
坑内作業の安全を祈願して建てられたものでしょうか。





坑口4ヶ所目。
中は閉塞してます。
続いて次はここから北東に進み、東側の斜面へ。







こちらにも坑口がありました。しかし入ってすぐ閉塞…




坑口付近からの景色。斜面下に沢山のソーラーパネルが見えます。






先の坑口からちょっと北に進んだあたり。
また坑口発見。



ここにも坑口。





かなり奥まで続いている坑道を見つけました。
内部は竪穴があって危なそうだったのですぐ引き返しました。
一人探索の時はなるべく奥に行かないようにしてます。





また別の坑口。
ここも奥まで続いてそうです。内部探索はまた次回。




ズリ跡?
鉱石らしきものが沢山落ちてます。






山中に点在する怪しげな小屋。
長期間使われている様子はなく、廃墟化してます。
中はちょっとした休憩所のようでした。
鉱山とは関係ない気がします。





山の中をずっと東の方に進んだあたり。
森の中に忽然と現れた貯水タンク。上の蓋は開きそうな雰囲気でしたが…
何か変なものを見つけたら面倒なので中は覗きません。
「仄暗い水の底から」というホラー映画が頭をよぎりました。