訪問時期:2020年3月
滋賀県 長浜市
有名な土倉鉱山の巨大選鉱場。そのさらに山奥には奥土倉鉱山と呼ばれるエリアがあり、古い時代の遺構が残っていると聞いて調べてみました。
有名な選鉱場からさらに奥。分かれ道を右手に進みます。
歩いていると道の脇に建物の基礎らしき物をちらほらと見かけます。
しばらく進むと道の脇を流れている杉野川が地下に入りました。
突然現れる竪穴。下は水が流れています。地下を通る杉野川です。
堅穴のあった場所からさらに進むと巨大なトーチカのような遺構が。
ここが土倉鉱山の二代目選鉱場らしいです。(有名なのは三代目)
二代目選鉱場の脇。ここからまた杉野川が顔を出します。
地下のトンネルを走破しようとしましたが途中で深くなってたので辞めました。
二代目選鉱場は上に樹木が生い茂り風化が進んでいます。
通洞坑跡。坑口はしっかりと埋められています。
選鉱場の向かいの森には沢山の陶器が埋もれています。
現役時はこの辺りに住居があったのでしょうか。
堰堤を越えた先に何らかの遺構がありました。この辺りに初代選鉱場があったそうです。
この後、川に沿ってさらに上流へ歩いてみました。
(※堰堤は左脇から簡単に越えられます。)
道に沿ってレールが刺さっていました。不要なレールを杭代わりして手すりか何かが設置されていたのだと思います。鉱山跡だとよく見かけます。
建物の基礎は至る所に残っていました。かなり上流の方にもあります。
川に打ち捨てられたレール。この近くにも坑道があったのだと思いますが坑口はいくら探しても発見できませんでした。既に埋没しているのでしょう。
川辺で見つけた遺構。これは発電所の跡らしいです。
目立った遺構はこれ以上発見出来なかったので元来た道を戻り、最初の分かれ道まで戻りました。
分かれ道を左へ。
錆びた鉄管がありました。鉱山との関係は不明。
さらに進むと川にレールが落ちていました。古い地図によるとここにも坑口があったはずですがそれらしき物は見当たりません。
かつて奥土倉には沢山の坑道があり、あわよくば入坑可能な場所を見つけようかと思ってましたが叶いませんでした。
残念ながら、三代目選鉱場近くにある鉄柵付きの坑口以外は全て埋没しているのでしょうか。
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